
保険会社から請求をする場合には、示談書の作成が必要になります。まずは必要書類などを揃え、それから保険会社に示談案を提出します。提出してから交渉を行い、被害者の案が通れば示談書を作成してもらえるのです。
しかし、被害者と保険会社の交渉では、なかなか被害者が請求した内容の金額を支払ってもらうのは難しいと言えるでしょう。
そのため、通常被害者は弁護士に依頼して交渉をしてもらうのです。
そうすることで弁護士基準の示談金を支払ってもらえる可能性が高くなります。
ただし、被害者はできるだけ多くの示談金をもらいたいと考えているので、必要以上の金額を請求してしまうこともあるでしょう。このような交渉方法では、弁護士であっても止めるのが難しくなります。あくまで必要不可欠な金額を請求することが重要になります。
しかし、保険会社は支払いを減らしたいので、被害者に非があったと言ってくることが多いでしょう。このような場合に弁護士の力が必要になるのです。示談書を交わすことができたら、問題ないかよく確認して署名や捺印をします。
これで示談金を受け取ることができるので、後は指定の口座に振り込まれるまで待ちましょう。これが交通事故の示談でお金を受け取るまでの流れです。